理学療法の領域としては、大きく運動療法、物理療法、日常生活動作訓練に分けられます。運動療法は、身体機能を回復し、よりよい状態を維持するために、身体の運動を科学的に行っていく方法です。筋力強化や筋持久力の向上、関節可動域の増大、巧緻動作(細かい動作)や強調運動の改善、痛みの軽減が目的となります。関節や筋肉を動かす事で、運動や感覚にかかわる神経を刺激し、脳が活性化していきます。
物理療法には、温熱、電気・光線療法、牽引療法などがあります。日常生活動作訓練は、起きる・立つ・歩くといった基本的な動作の獲得を行っていきます。
作業療法士の領域としては、高次脳機能障害へのアプローチ、基本・応用動作訓練を中心として患者様と関わっております。
具体的に、高次脳機能障害へのアプローチとしてコース立方体組み合わせテスト、その他簡易検査や観察を用いて包括的に評価を行い、目と手の協調性を使用した作業などを提供しております。
言語聴覚療法と摂食機能療法を担当しております。
病気やけがなどが原因で、話すことや聞くことに障害を抱えたかた、食べたり飲んだりする時の飲み込みに困難があるかたの、リハビリテーションを実施しています。
様々な症状や悩みを持つ患者さま一人一人に向き合って、そのかたに合うリハビリを提供していき、患者さまのQOL(生活の質)の向上につながることを目指しています。そして患者さまやそのご家族の笑顔が目標です。
・運動器リハビリテーション料(Ⅱ)
・脳血管疾患等リハビリテーション料(Ⅱ)
・摂食機能療法